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テキサスでオルガン 〜 信州でオルガン 信州でタロー

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2008年 07月 05日

ミネアポリス AGO コンベンション

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2008年、AGO (American Guild of Organists) のコンベンションが行われたのはミネアポリスでした。
ミネアポリス、予想以上に洗練された美しい都会でしたよ。ダウンタウンでは連日野外でバンドのコンサートで賑わっていたし、その隣にはクラシックのコンサートホール "Orchestra Hall" がありました。で、ちょっと郊外に出ると湖が20ほどあります。

ミネアポリスのダウンタウンはビルとビルの2階部分を結ぶスカイウェイっていう高架道路があり、外に出なくてもあちこち行けるんです。目的地にたどり着くまで、結構遠回りをしなくてはいけない場合もありますが、寒い冬には便利ですね。

コンベンションの移動はバス。全米各地から集まったオルガニストたちが、同じAGO カバンを肩にかけて、教会から次の教会へとぞろぞろ移動する光景はなかなか見ものです。

今回、オルガニストってやっぱり耳が遠くなる人が多いかも、思い知らされましたよ。以前、教会のメンバーから新聞の切り抜きをいただいたのですが、やっぱりあの記事は正しい。バスに乗ってると、みなさんの会話が筒抜け。会話をする時の声が異常に大きいのです。つまり、耳が遠いので大きな声を出さないと会話できないのです。私も気をつけなくちゃと思いましたよ。でもオルガンを弾くのが職業だし、どうやって気をつけたらいいんでしょうね〜〜。いいアイデアありませんか?




ミネアポリス AGO コンベンション_a0042932_10272142.jpg

ミネアポリス、素敵なオルガンがたくさんありました。2つだけ紹介しますね。
これはMahtomedi 市にあるSt. Andrew's Lutheran Church のオルガン。
ここで私たちのオルガンの先生ジョン・ウィーバー先生とカメロン・カーペンター氏のジョイントオルガンコンサートがありました。
カーペンター氏はオルガンの天才です。あれほど創造力と想像力に富み、エネルギーにあふれ、しかも緻密な演奏を聴いたのは初めてです。おまけにすごくイケメン! 
カーペンター氏もウィーバー先生の生徒さんです。
先生が最初に演奏され、その後、聴衆に向かって、『カメロンはモーツアルトみたい。私は彼のオルガンを1時間聴くために、ジュリアードから授業料をいただいて通っていた。』とカーペンター氏のことを紹介されました。
もちろんウィーバー先生の演奏は、言うまでもなく、どっしりと安定感があり、素晴らしかった。
オルガンをやってて良かったと感動しまくったコンサートでした。
ミネアポリス AGO コンベンション_a0042932_10295466.jpg

これがArden Hills 市にあるBethel University のオルガン。2003年に建てられたばかりのBlackinton 社製。コンサートの前、Blackinton さんがホールに入ってくるお客さんたちを見ていらっしゃいました。コンサートの時には演奏者も緊張するんですが、オルガンビルダーも緊張されるでしょうね。

by organistnikki | 2008-07-05 11:19 | 旅行 | Trackback | Comments(12)
Commented by NotsuOh at 2008-07-05 13:40
私の昔の音楽の先生は、ラジオやテレビの音は小さめにして努力して聴くことで耳を労わることができるって言ってましたが、それは、休み時間に皆がウォークマンをカシャカシャ聞いていたから。。。本当かな。
友達が教えてくれた体のいたわり方は、お布団に横になってリラックスして、目を閉じて、体の部分部分に「今日もありがとう」って感謝の言葉を贈るんですって。目が疲れたときとか、やってみてます(笑)。
Commented by Marty紅緒 at 2008-07-05 15:27 x
私は耳は悪くないつもりですが良く聞き間違い・・して笑われます。また声が大きい(よく言えば「よく通る声」)ともよく言われます。
ミネアポリス・・アメリカの地図見なくっちゃ。
それにしてもすんばらしいオルガンれすね。こうして写真見るだけでもそこから流れる音楽に思いが行き胸がいっぱいになぜかなります。
私もちょっぴりだけ献金した母校のパイプオルガン・・ 卒業生・在校生・父兄・職員達の献金とその運用だけで購入したので発案から購入までなんと21年かかったんですよ。
私もいつかは聴きに行きたいれす。
Commented by sakurako at 2008-07-05 22:52 x
私は昔から声が大きいと言われました。亡き父に似たようです。
オルガニストでもないのに最近耳が遠くなってます。
あ!これは加齢によるものですか・・(笑)
Commented by 紅太郎母 at 2008-07-05 23:29 x
あ、あの記事ですね。あの新聞の切り抜きに対するChiemiさんの考え方が大好きでChiemiさんのところに伺うようになったのでした。懐かし~。って懐かしがっていてはいけませんね。深刻な問題です。対処法になるかわからないのですが、耳の神経を休めほぐすためにも温めたらどうでしょう?以前気功教室に通っていた時、とにかく温めなさい(どこでも)と教わりました。私は目とか肩とか凝りやすいのでレンジで温めて保温できるグッズを買って、後頭部とか目とか肩とかに置くんです。グッズが間に合わない時は手を摺り合わせた後、カップを作って耳に蓋をするとか・・。ごめんなさい。何も医学的に証明できないのですが、とにかく気持ちよく感じて耳をリラックスさせたらいいような気がします。
ミネアポリスって大都会なのですね!高架道路まであるの~~!? 未来都市みたいですーー。鹿児島には地下鉄もありましぇん。地下道が中央駅にあるけど、地下街ではなくて単に通りの向こうに行けるだけーー。可愛い地方都市です。(笑)コンパクトで好きですけどね。(*^_^*)
Commented by catnip at 2008-07-06 13:26 x
ミネアポリス、本当に美しいところですね。湖も近くにあるとか。近代的なビルと失われていない自然と、うまく調和した都会なのでしょう。
オルガン、いつかchiemiさんが書かれていましたが「建てる」ね、
写真見てやっぱりそれが正しいと感じた~。家具っていうんじゃない
建物の一部ですもん!(^^)!

耳・・ウ~ン困ったなあ。近視と同じく耳も使いすぎが悪いんだと思うのね。時には休めて静寂の世界に身を置くのはどうでしょうか?
私は時には口を休めなければ・・と思います・・
Commented by 南十字星 at 2008-07-06 16:27 x
とてもきれいなオルガンの写真をありがとうございました。心までしみこんで来るようですね。きっとすばらしい音色でしょう。こんなに立派なオルガンを弾きこなせるchiemiさんたちがうらやましいです。難聴のこと、はっとしました。わたしの音楽のクラブのオルガン奏者のベテランの女性もそうかも・・彼女が弾くと、音が大きすぎて耳が痛いという人がいます。ボリュームを下げて練習?なかなかむずかしいですね。
ミネアポリス、湖がそんなに近くにあるのですか。きれいでしょうね。
Commented by organistnikki at 2008-07-07 10:16 x
もかさま
寝る前に自分の体のあちこちにありがとうって言うの、やってみます。ただ、ベッドに入るとすぐ爆睡しちゃうので、できるかな(笑)。なるべく小さなボリュームで練習をし、テレビなども静かに見るようにしようと思ってます。
Commented by organistnikki at 2008-07-07 10:21 x
Marty 紅緒さま
実は私もよく聞き間違いします。耳はまだ悪くないつもりなのです。大きな音を辛いなって思うことがあるので、耳栓を持ち歩いてるんですよ。紅緒ママの学校のオルガン、21年かかったんですね。すごい!みんなの待望の楽器だったんですね。素敵れす。
Commented by organistnikki at 2008-07-07 10:25 x
sakurako さま
さすが、体育系の園長は声が大きいのですね。雑誌でマロンちゃんを抱いてる sakurako さんはとても楚々とした雰囲気だったし、声が大きいイメージが湧きませんでした(笑)。
Commented by organistnikki at 2008-07-07 10:30 x
紅太郎母さま
紅母さまは気功もできるんですか?私もすごく興味があるのですが、教えられる人がこの辺にいないのです。是非、紅母先生の気功教室をお願いします。はい、温めるんですね、やってみますとも、ありがとうごじゃります。あ、それから高架道路って書き方、違いました(笑)。高架歩道ですね。地下道か2階かの違いですが。
Commented by organistnikki at 2008-07-07 10:36 x
catnip さま
ミネアポリス、素敵な都会で住んでもいいなあ〜などと思ったのですが、冬がすごく寒いそうで、やっぱりやーめた、などと思ってます。走ってるバスから見ただけなのですが、湖、綺麗でした。catnip さんは今のままでよろしいのです。おしゃべりは美容・健康にもいいのです。口を休めると今度はストレスが溜まりますよ。
Commented by organistnikki at 2008-07-07 10:43 x
南十字星さま
そうなんです、私も大きなボリュームでクワイヤーの伴奏をしないようにと、気をつけてます。音楽院の先生からも「聴覚を失ったらもう戻ってこないので、用心しよう。」と授業で言われたのを思い出しました。ミネソタの人たちの発音がまたまた独特でしたよ。私、英語を聴き取る耳は良くなくって、お店で何度か聞き直しましたもん。
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